羊水検査は、妊娠初期にダウン症候群等の胎児の染色体異常を調べる出生前診断の一つです。そもそも羊水検査とは何を指すのでしょうか?そのリスクや費用について調べてみました。

羊水検査とは?

ダウン症候群や二分脊椎、無脳症等の胎児の染色体異常や先天性疾患を調べる検査です。母体のお腹の表面から長い針を刺し、子宮内の羊水を摂取して調べます。この羊水中には胎児の細胞が含まれており、その細胞を培養し染色体や遺伝子を検査します。正確性が高く、その他の出生前診断(超音波検査や血液検査等)で異常のリスクが高いと指摘された場合は、羊水検査で詳細を確認します。

妊娠15−20週頃に行われ、結果判明までに3−4週間程かかります。

リスク

正確性の高い検査ですが、リスクも高く基本的に全員には行われません。血液検査や超音波検査で異常が出た場合や、高齢出産など染色体異常の可能性が高い妊婦に対してのみ行われます。羊水検査のリスクを見てみましょう。
感染症 − 針を刺すことにより感染症のリスクがあります。
羊水漏出 − 膣から羊水が漏れ出るリスクがあります(1%)。
流産 − 1%以下の確立ですが胎児が動いて針が刺さってしまうリスクがあります。 しかしながら、この時期は自然流産も起こる時期なので、流産の原因を確定する事は困難といわれています。

Rh(−)妊婦 − 妊婦の血液型がRh(−)の場合、もし胎児がRh(+)であれば、胎児の血液が母体の血液に混じり、胎児に問題が生じる可能性があります。
多胎妊娠 − 全ての胎児の羊水が摂取できなかったり、交わってしまったりして診断が不正確になる可能性があります。
ウイルス肝炎 − B型肝炎やC型肝炎等、妊婦がウイルス肝炎の保持者である場合、母体の血液が羊水に混じり胎児に感染する可能性があります。
エイズ感染者 − 同じように、母体の血液が羊水に混じり胎児に感染する可能性があります。
出血
下腹部痛

可能性 − 羊水検査ではかなりの高確率でダウン症候群は発見されますが、決して100%ではありません。

費用

病院によって費用は異なりますが、保険適用外となるので全て実費費用です。1日入院が義務付けられている病院や日帰りで終わる病院等様々ですので、費用は5−15万円とバラツキが見られます。別途、遺伝カウンセリング料金を徴収される場合もあり、この場合の費用は5千円—2万円ほどかかります。

おわりに

最近、羊水検査をはじめ出生前診断のあり方に対し、産み分けに繋がると問題にもなっています。どのような選択をするのか、遺伝カウンセラーと共に夫婦でよく話し合い、検査に望む必要がありそうです。

高齢出産の障害リスクを下げ、流産予防になる栄養素とは?

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2分脊椎(奇形児)予防にも葉酸が必要です。

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