妊娠高血圧症候群と診断されたり、妊娠前から血圧が高いなどの理由で妊娠中に降圧剤の内服を指示されることがあると思います。

ですが、妊娠中の内服薬は危険、というイメージもあったりして赤ちゃんへの副作用も気になることと思います。

そこで今回は、降圧剤の内服による赤ちゃんへの副作用についてお話します。

妊娠中に降圧剤を使用する場合

妊娠中に降圧剤を使用するのは、主に妊娠高血圧症候群と診断された場合と妊娠前から高血圧により内服治療をしていた場合です。

妊娠高血圧症候群であっても軽度の場合は使用されず、血圧がどんどん上がったり生活改善では効果が見られず重症化した場合に使用します。

また妊娠前から降圧剤を内服していたとしても、妊娠した場合は胎児への副作用も考慮し内服薬の種類を変更することがあります。

降圧剤による副作用は?

厚労省は2014年に「ARB」「ACE阻害剤」という2種類の降圧剤の妊婦への使用に対して注意を促しています。

この2種類の降圧剤は以前から妊婦や赤ちゃんに重大な副作用があるとして、妊娠中の人は服用してはいけないことになっています。

ですが、妊婦や胎児に重大な副作用が出ているという症例が継続的に報告されているようです。

これらの降圧剤の副作用は、羊水が減少してしまい赤ちゃんの成長を妨げてしまう可能性があります。
赤ちゃんの発育に異常をきたすというだけではなく、赤ちゃんが死亡してしまうという副作用もあったようです。

そのほかにも早産や赤ちゃんの腎臓の機能に障害が出るなどの例もあったようです。

まとめ

このように聞くと、妊娠中の降圧剤の内服は副作用がとても怖いように思われるかもしれません。

しかし、妊娠中に内服しても副作用が少なく比較的安全と言える種類の降圧剤もあります。

もちろん、副作用が全くない降圧剤はありません。

ですが、血圧が高いことで起こるリスクよりも降圧剤の副作用の方がリスクが低い、という場合もあります。

妊娠したときや妊娠を考えている人は、高血圧だけでなく自分の体のことを医師に相談するようにしましょう。

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