絨毛検査は、妊娠初期にダウン症候群等の胎児の染色体異常や先天性疾患を調べる出生前診断の一つです。そもそも絨毛検査とは何を指すのでしょうか?そのリスクや費用について調べてみました。

絨毛検査とは

超音波検査で胎盤の位置を確認しながら、母体のお腹から専用の針を刺すか、カテーテルを子宮頸部から通し、絨毛を採取して調べます。この絨毛は胎盤を形成する組織の一つで、胎児の細胞から作られています。この細胞を培養し胎児の染色体を検査します。

絨毛検査は、羊水検査に比べ妊娠12−14週という比較的早い時期に行われるので、後に中絶を選択した場合でも母体への負担を軽減できます。結果判明までは2週間程度かかります。

リスク

羊水検査と同様、絨毛検査も正確性の高い検査ですがリスクも高く全員には行われません。血液検査や超音波検査で異常が出た場合や、高齢出産など染色体異常のリスクが高い妊婦に対してのみ行われます。絨毛検査のリスクを見てみましょう。
– 四肢への異常 − 8週以前に絨毛を採取する事により、胎児の四肢に異常を来たすと報告されています。
– 感染症 − 針を刺すことにより感染症のリスクがあります。
– 羊水漏出 − 膣から羊水が漏れ出るリスクがあります(1%)。
– 流産 − 1%以下の確立ですが胎児に針が刺さってしまう可能性があります。 しかしながら、この時期は自然流産も起こる時期なので、流産の原因を確定する事は困難といわれています。
– 出血
– 下腹部痛
– 可能性 − かなりの高確率でダウン症候群は発見されますが、決して100%ではありません。

費用

病院によって費用は異なりますが、保険適用外となるので費用は全て実費です。羊水検査よりも短い時間で終わりますが、10−20万円程度の費用です。

おわりに

わずかではありますが、絨毛検査は流産のリスクがあります。どんな結果が出ようと産み育てるという強い意志がある妊婦さんは、このような検査は受けない場合が殆どです。

出生前診断のありかたに疑問がもたれている今、医師や助産婦と相談しながら夫婦でよく話し合い検査に望んで下さい。

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